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【症例報告】20代女性|高校生の頃から続いていた手のしびれ・冷え|胸郭出口症候群の症例|上尾市、蓮田市のひかり整骨院
【症例報告】20代女性|高校生の頃から続いていた手のしびれ・冷え|胸郭出口症候群の症例
「手がしびれる」「手が冷える」その症状、姿勢や首・肩周りが関係しているかもしれません
今回は、高校生の頃から手のしびれや冷えに悩んでいた20代女性の症例をご紹介します。
車の運転中やクーラーに長時間当たっていると、手の冷えやしびれが出てしまう状態でした。
検査では胸郭出口症候群を疑う所見が確認され、施術とセルフケアを組み合わせながら約2ヶ月間、週1回のペースで身体の状態を整えていきました。
※本記事は一症例の経過を紹介するものであり、同様の症状に対して同じ結果を保証するものではありません。
患者様情報
- 年代:20代
- 性別:女性
- 主な症状:手のしびれ・冷え
- 症状の開始:高校生時代から
- 通院頻度:週1回
- 通院期間:約2ヶ月
来院時のお悩み
高校生の頃から、手のしびれや冷えを感じることがありました。
特に、
- 車を運転していると手がしびれる
- クーラーに当たっていると手が冷える
- 冷えとともにしびれが出てくる
といった症状に悩まれていました。
長期間続いている症状だったため、「できれば症状を気にせず生活したい」ということでご相談いただきました。
初回評価
胸郭出口症候群では、首から腕へ向かう神経や血管が、首・鎖骨周辺などで圧迫・牽引されることで、上肢のしびれや冷感などが生じることがあります。
今回の症例では、症状だけでなく首や肩、胸郭周囲の状態を確認しました。
検査では、
- ルーステスト:陽性
- アドソンテスト:陽性
- モーレーテスト:陽性
が確認されました。
これらの検査結果や症状の出現状況から、胸郭出口症候群を疑い、首・肩・胸部周辺の状態を確認しながら施術を行いました。
初回の施術
初回は、首から胸部にかけての筋肉の緊張や姿勢に着目しました。
実施した内容
- 斜角筋〜大胸筋のリリース
- 姿勢矯正
首から胸部にかけての筋肉の状態を整えながら、肩周りに負担がかかりにくい姿勢を目指して施術を行いました。
2〜4回目
2回目以降も週1回のペースで施術を継続しました。
施術内容
- 肩甲帯周囲への干渉波:10分
- 斜角筋〜大胸筋のリリース
- 姿勢矯正
- セルフストレッチ指導
また、施術だけでなくご自宅でのセルフケアにも取り組んでいただきました。
自宅でのセルフストレッチ
頸部・胸部のストレッチを、
各30秒 × 3〜5セット/毎日
を目安に実施していただきました。
症状を改善していくためには、週1回の施術だけではなく、日常生活の中で身体の状態を整えていくことも重要です。
5回目|症状が大きく軽減
5回目の来院時に症状の変化を確認しました。
初診時の症状を「10」とした場合、
3〜4程度まで軽減。
高校生の頃から長く続いていた手のしびれや冷えに、明らかな変化がみられました。
ここからは、これまで行ってきたストレッチに加えて、さらに身体の動きを改善するためのエクササイズを取り入れていきました。
5〜7回目|セルフエクササイズを追加
この時期からは、筋肉をほぐすだけではなく、胸郭や肩甲帯を自分で動かすことにも重点を置きました。
施術内容
- 鎖骨周囲への超音波
- 100%
- 2.0W/cm²
- 5分
- 胸部リリース
- 姿勢矯正
- 胸椎回旋エクササイズ
- 四つ這いでの胸椎エクササイズ
セルフケアについても、
セルフストレッチ+セルフエクササイズ
へと内容を広げ、ご自身でも継続して取り組んでいただきました。
8回目|約2ヶ月後
8回目の来院時には、
「クーラーに長く当たっていると少しダルさが出ることはある」
という状態でしたが、ご本人の感覚としては、
「9割方症状が改善した」
とのことでした。
特に、以前は車の運転中に出ていた手のしびれが出なくなったことを実感されていました。
高校生の頃から長く悩まれていた症状だったため、日常生活の中で症状を気にする場面が大きく減ったことは、大きな変化でした。
※症状の変化には個人差があります。
今回の症例で重要だったポイント
今回の症例では、単純に「手がしびれるから手を施術する」という考え方ではなく、
首 → 胸部 → 肩甲帯 → 胸椎 → 姿勢
と、上肢へ影響する身体全体の状態を確認しました。
また、施術だけではなく、
①筋肉の状態を整える
↓
②姿勢を整える
↓
③胸椎・肩甲帯を動かす
↓
④セルフケアで日常的に身体を動かす
という流れで、段階的にアプローチしていきました。
特に今回のケースでは、2回目以降に毎日セルフストレッチを実施していただき、5回目以降はセルフエクササイズも継続していただきました。
身体の状態を変えていくためには、施術だけに頼るのではなく、ご自身で身体を動かす習慣をつくることも大切です。
胸郭出口症候群とは?
胸郭出口症候群は、首から腕へ向かう神経や血管が、首から胸部・鎖骨周辺を通過する部分で圧迫や牽引を受けることで、上肢に様々な症状が現れる状態です。
代表的な症状として、
- 手や腕のしびれ
- 手の冷感
- 腕のだるさ
- 肩や首の痛み
- 腕を上げた時の違和感
などがあります。
ただし、手のしびれや冷えがあるからといって、必ずしも胸郭出口症候群とは限りません。
頚椎由来の神経症状や末梢神経障害、血管系の問題など、他の疾患との鑑別も重要です。
そのため、症状が長期間続いている場合や、症状が強い場合には、医療機関での評価を受けることも大切です。
「昔からだから仕方ない」と諦める前に
今回の患者様は、高校生の頃から手のしびれや冷えに悩まれていました。
長く続いている症状ほど、
「昔からだから仕方ない」
「体質だからしょうがない」
と考えてしまうこともあります。
しかし、症状が出るタイミングや姿勢、身体の動きなどを確認することで、身体の使い方や環境との関係が見えてくることがあります。
今回も、車の運転やクーラーに当たると症状が出るという具体的な状況を確認しながら、身体の状態を評価していきました。
手のしびれ・冷えでお悩みの方へ
「長時間運転すると手がしびれる」
「デスクワークをすると腕がだるい」
「手が冷えて、しびれることがある」
「首や肩の症状と一緒に手のしびれが出る」
このような症状がある場合は、一度身体の状態を確認してみることをおすすめします。
当院では、症状のある部分だけを見るのではなく、首・肩・胸郭・肩甲帯・姿勢・身体の動きなどを確認し、一人ひとりの状態に合わせた施術とセルフケアをご提案しています。
症状を「昔からだから」と諦めず、まずは現在の身体の状態を確認してみましょう。
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執筆者:資格/柔道整復師
総院長 山田 弘喜
ひかり整骨院総院長の山田弘喜です。
学生の頃から様々なスポーツを経験し、多くの怪我に悩まされ練習参加や試合出場ができず悩んできました。また、痛みにより日常生活にも支障をきたすことも経験しました。
日々の生活の中で痛みや不調を抱え、苦しんでいる方は多くいると思います。 そんな方を助けたい、少しでも手助けができればと思ってます。



















