股関節症
- 立ち上がる時に足の付け根が痛い
- くつ下を履く時に足が曲げ辛い
- 歩くと足の付け根がギクっとなる、痛みを感じる時もある
- 病院では「異常なし」だけど痛い
- どこに行っても良くならない
患者様の声
S様 53歳 上尾 股関節痛
K.H様 61歳 上尾 股関節痛
股関節症はなぜ起きるのか?|埼玉県 ひかり整骨院
股関節症は「変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)」といいます。
有病率は1.0~2.4%、患者さんのほとんどは女性で、発症年齢は平均40~50才です。
変形性股関節症の原因としては、重いものを持って作業(重量物作業)や立ち仕事、アスリートレベルのスポーツ活動などがあります。
また、股関節の受け皿(関節窩)にある「臼蓋(きゅうがい)形成不全」が原因の1つとしてあります。
これは、股関節の成長の不具合により、股関節の形が不完全に形成されてしまうもので、臼蓋形成不全では腿(太もも)の骨の軟骨に負担がかかり、徐々に股関節が変形します。
「臼蓋形成不全」がある方が中高年になり、関節の摩耗、変形が進んでいくと痛みが出てきます。
日本人に臼蓋形成不全が多いのは昔の赤ちゃんのおむつが足を伸ばした状態で当てていた時代があった事が原因と言われています。
今のおむつになってから股関節の形成不全は激減しているようです。
肥満は変形性股関節症の原因としては今のところあまり関連性が見つけられていません。
しかし痛み方の度合いと肥満度には関連がある事が分かっています。
股関節症の痛みが治らない・悪化する理由は?|埼玉県 ひかり整骨院
変形性股関節症は関節の隙間(関節裂隙)の広さから病気の進行程度を判断します。
前期股関節症→初期股関節症→進行期股関節症→末期股関節症という病期で進行します。
前股関節症(ぜんこかんせつしょう)は臼蓋形成不全など股関節形成に異常がありますが、関節の形(関節軟骨)はまだ保たれている状態です。
長時間歩行後に足がだるい、疲れやすいなどの症状があります。
初期股関節症(しょきこかんせつしょう)は関節軟骨が磨耗して関節の隙間が狭くなりはじめた時期です。
レントゲンで見ると骨の周囲が白く見えます(硬化像)。この時期には筋力訓練、可動域訓練などのリハビリ治療が必要です。
進行期股関節症(しんこうきこかんせつしょう)は関節軟骨が広い範囲にわたって変性、磨耗して関節の隙間が明らかに狭くなります。
この頃になると骨のトゲ(骨棘)が大きくなったりと関節の変形が進行し、しゃがみこみが困難になったり、関節の曲げ伸ばしの時の痛みや歩行時の痛みが取れなくなります。
末期股関節症(まっきこかんせつしょう)は関節軟骨が完全に摩耗してしまい、関節の隙間がなくなります。
安静時の痛みが出るようになり日常生活の動きにもかなり支障が出るようになります。末期の治療には主に人工関節置換術を行います。
変形性股関節症の痛みの強さと関連する要因として、
- ⒈関節軟骨のすり減りによる関節の隙間の狭小化(関節裂隙の狭小化)、
- ⒉臼蓋形成不全の程度、
- ⒊肥満度があります。
変形性股関節症になると、姿勢や動きが崩れ、骨盤や背骨、膝や足関節に負担が掛かり反り腰になったり、変形性膝関節症の発症や足関節変形の発症リスクが高まるという事が様々な研究により分かっています。
変形性股関節症の治療では関節の変形を止める、遅らせることが重要です。
また、肥満の軽減、筋力増強、関節可動域訓練、動きの改善などのリハビリも重要になります。
変形に対する治療は股関節専門医など医師による治療が必要です。
リハビリでは股関節だけでなく、腰や骨盤の動き、膝や足関節も含めた体全体の動きや姿勢を良くする事、体幹筋力(腹筋)を働きやすくする、鍛えることが必要です。
しかしそういった全体にアプローチするリハビリを受けられる施設はなかなか見つける事が出来ない、リハビリを続けられないといったことがあり、変形性股関節症の痛みが治らない、悪化するということになってしまいます。
痛みを抱えたままでいることにより、筋肉にこりが出来て、筋筋膜性疼痛症候群が起きたり、神経の滑走性が悪くなったりします。
また、心身のバランスが崩れ、体の運動機能が上手く働かなくなったり、腰痛などの症状をはじめ、様々な体の不調が出てきます。
この状態をマルファンクションといいます。
マルファンクションは初期の変形性股関節症から来る痛みの根本的な原因のひとつであることが多いです。
このマルファンクションの状態を改善しないと変形性股関節症の痛みが治らない。悪化するということが起きます。
体幹のトレーニング|埼玉県 ひかり整骨院
骨盤のゆがみとインナーマッスル
股関節治療の効果を高めて、効果を長持ちさせるためにはインナーマッスルの機能を向上させることが大切です。骨盤を正しい位置にキープしたり、正しい姿勢や動きを行うためにはインナーマッスルが効果的に機能することがポイントです。 インナーマッスルは、腰骨〜骨盤〜大腿骨の付け根にわたって付いている筋肉で、腰・骨盤を支え、姿勢を維持して、運動時には体の動きの土台となっている大切な筋肉で、体幹筋と呼ばれています。インナーマッスルが上手く機能しないと体の支え、運動の土台が崩れ、骨盤のゆがみだけでなく様々なけがや不調が起こる原因になります。 インナーマッスルはいわゆる「腹筋運動・上体起こし」で鍛えているような目で確認できる表面の筋肉ではなく、身体の深部にある筋肉の事を指します。インナーマッスルは快適な日常生活やスポーツ活動などでのケガを予防するために大切な働きをしている筋肉です。
20分ただ寝てるだけで、
体幹運動最大12000回の筋収縮
筋肉に対して20~30分間で約7000~14000回の電気信号を与えることにより、柔軟性、伸縮性、筋機能を改善していきます。 従来のEMS機器(低周波・干渉波)では、皮膚抵抗が強く、浸透性も低かったため、深層へのアプローチが困難でしたが、広域変調波EMSの開発により、よりソフトな体感でインナーマッスルのハードな筋肉運動が可能になりました。
広域変調波EMSコアレ(core-re)とは
広域変調波EMSコアレ(core-re)は、整骨院・レディースクリニック・エステサロン等向けの業務用広域変調波EMSマシンです。
世界7ヶ国で特許取得の「M3WAVE」をベースにした
画期的な新波形広域変調波「MSウェーブ」搭載機器
※再生すると音が出ます
ニュートライズ療法®とは
ニュートライズ療法は、心と身体の健康の関連性に着目した代替医療アプローチ法です。
身体の痛みや不調の状態が精神的・感情的な要因や生活背景によって大きく左右されること、身体の不調が心の不調や生活の質に与える影響を考慮します。
怪我・疾患・ストレス・出産などにより心身のバランスが崩れ、体の運動機能が上手く働かなくなったり、腰痛などの症状をはじめ、様々な体の不調が出てきます。この状態をマルファンクションといいます。マルファンクション状態の体をひかり整骨院オリジナルの評価法で検査します。
検査結果に従って、
【精密なストレッチ】
固くなった筋肉を伸ばすことにより柔軟性を回復し、 血流を改善します。
上尾、蓮田ひかり整骨院では、筋肉に適切な負荷をかけることで狭まった関節可動域を広げます。
【神経ストレッチ】
身体を動かす時には、筋肉が自動的に収縮したり、 他動的に伸張されたりします。そこで、身体の柔軟 性を高め、関節の可動域を広げるために、筋肉を伸張するストレッチがよく行われています。それと同時に身体を動かす時には、筋肉だけでなく、 神経系も伸びたり縮んだりしています。
神経系は人間の身体が運動に対して適切に反応し、調整する能力をもっています。その適応メカニズムが怪我や負傷により障害されることで、日常生活や身体運動に対して不適応を起こしてし まうことがあります。そうなると、痛みや可動障害などが起こり、痛みの原因、様々な不調を引き起こす原因になります。
上尾、蓮田ひかり整骨院では、神経にストレッチを加え伸ばすことで滑走を良くし、体の神経伝達を整えることで痛みの原因、様々な不調を改善します。
【神経スラスト】
身体運動が行われるとき、神経系は伸び縮みするだけでなく、神経系の周囲を取り巻く組織の中をスライド(滑走)します。
ストレッチを行 うと、ビーンとしび れるように痛くなる人がいます。この不快な痛みや しびれは、神経系が引っ張られるために起きるもので、神経系の柔軟性が低い人に起こります。
筋肉に対してだけストレッチを行っ ていても、十分な効果は得られていません。神経系 の柔軟性が乏しいことで制限が加わり、筋肉を十分 に引き伸ばせない可能性があります。
上尾、蓮田ひかり整骨院では身体運動の機能回復行うために一人ひとりの症状にあった治療を選択し施術を行っています。
【マッサージ】
手技によるマッサージで硬くなった筋肉をほぐします。
主な効果として、・疼痛の緩和・血液・リンパの循環改善・関節可動域の維持・増大・心肺機能の改善・内蔵諸機管の機能改善・残存機能の改善・心理的効果などがあります。
上尾、蓮田ひかり整骨院では身体運動の機能回復行うために一人ひとりの症状にあった治療を選択し施術を行っています。
【筋膜リリース】
筋肉は、筋膜という薄い組織膜に包み込まれています。筋膜は柔らかい組織なので、崩れた姿勢や動作をとり続けることや同じ姿勢を長時間とり続けること、怪我などによって身体の一部に負担がかかり、身体がアンバランスな状態となると筋膜が自由に動けない状態になります。すると筋膜のよじれが生じて筋膜と皮膚・筋肉との間の滑らかな滑りが失われ委縮・癒着(ゆちゃく:からまる、くっついてしまうこと)しやすい特徴があります。この筋膜の委縮や癒着が筋肉の柔軟性を損なう原因となり痛みや不調を招く事があります。
上尾、蓮田ひかり整骨院では身体運動の機能回復行うために一人ひとりの症状にあった治療を選択し、筋肉を引っ張ったり伸ばすことで、筋肉の滑走を良くし、痛みを取り除きます。
【運動療法】
・抵抗運動
筋力増強のリハビリにより、正常な動きのための筋肉をつけ、正しい関節運動の再教育をします。
・PNF
最大筋力を出した後の筋肉のゆるみを利用し、筋肉を伸ばすことで神経伝達を改善します。
・コーディネーショントレーニング
バランスディスクやバランスボールを用いて体幹や関節機能を改善します。
・呼吸リハビリ
痛みや自律神経を整えることで呼吸の障害を取り除きます。
・認知行動療法
カウンセリングにより痛みの原因を正しく理解してもらい、認知の歪みを正します。
上尾、蓮田ひかり整骨院では身体運動の機能回復行うために一人ひとりの症状にあった治療を選択し施術をおこなっています。
機能障害の原因である筋、腱の動きの悪さを解消し、関節可動域・姿勢・運動を正常化してニュートライズ・中立化し不調を解消。
そして筋力を増強することでニュートライズした体を維持していく根本治療を目指します。
ニュートライズ療法は、胸郭の機能性と自律神経機能の関係、胸郭の機能性と全身の関節運動機能の関係、筋力と認知機能、筋力と内臓機能、メタ認知能力と幸福度の関係、認知の歪みからと生き難さ感の関係など、心身医科学、機能解剖学などの様々な研究をもとに、ウェルビーング、ニュートラル思想の実現に向けて行う治療プログラムです。
ウェルビーイングとニュートラルな思考は、健康的なライフスタイルに欠かせない要素です。
様々な心身の機能とバランスの取れたライフスタイルの実現には関連性があることが、様々な研究により明らかになっています。
例えば、胸郭機能は体のシステムを調整する自律神経機能に関連しています。
また、胸郭機能は、全身の関節の柔軟性や強さにもつながっています。
さらに、筋力と認知機能、筋力と内臓機能(体の臓器)にも関連があります。
メタ認知能力(自分がどう考えているかを考えること)とウェルビーイングは、相互に関連し、認知の歪み(誤った認識)を理解し、修正することも有益であると考えております。
お身体の痛みや不調でお困りの方は今すぐ上尾ひかり整骨院、蓮田ひかり整骨院にお電話ください。
執筆者:資格/柔道整復師
総院長 山田 弘喜
ひかり整骨院総院長の山田弘喜です。
学生の頃から様々なスポーツを経験し、多くの怪我に悩まされ練習参加や試合出場ができず悩んできました。また、痛みにより日常生活にも支障をきたすことも経験しました。
日々の生活の中で痛みや不調を抱え、苦しんでいる方は多くいると思います。 そんな方を助けたい、少しでも手助けができればと思ってます。