ばね指
- 仕事でパソコンを打たないといけないのに、指が思うように動かない・・・
- 指先が痛くて、おしぼりを絞ることもできない・・・
- 朝起きると指がこわばって、うまく化粧ができない・・・
- 指を曲げようとすると引っかかる感じがして、動いた時に激痛がはしる・・・
- 病院に行ってみたけど、シップと痛み止めを処方されただけで、痛みは楽になったけど、結局治っていない・・・
ばね指はなぜ起きるのか?|埼玉県 ひかり整骨院
ばね指は手や指の使い過ぎが原因で起こる「腱鞘炎(けんしょうえん)」の一種です。「腱鞘炎」は肘や手首にも起こります。
ばね指は、親指、中指、薬指に発症することが多いですが、どの指でも発症する可能性があります。朝起きた時に症状が強く、手を使っているうちにだんだんと症状が改善してくるのが特徴です。
発症初期では軽い痛みや違和感を感じますが、安静にしていれば回復することが多いです。
症状が進行してくると、強い痛みやばね現象が現れるようになり、悪化していくと指が全く動かなくなることもあります。
手の指には、「屈筋腱(くっきんけん)」と「靭帯性腱鞘(じんたいせいけんしょう)」という組織があり、この屈筋腱が靭帯性腱鞘の中を滑るように移動することで、スムーズに指の曲げ伸ばしができるようになっています。
何らかの原因で指の腱鞘に炎症が起きると、腱鞘が腫れて厚くなります。すると、腱の通り道が狭くなり、腱と腱鞘が擦れてさらに炎症が強くなり、痛みを引き起こします。
さらに、擦れた腱の一部も炎症が起き肥大化します。通り道がさらに狭くなり、腱鞘内を通過する際に引っかかるようになってしまうため、スムーズな動きが妨げられ、指が引っかかるような感覚が生じたり、曲がったまま伸びにくいという症状が生じます。
腱が引っかかった状態の指を戻そうとした時に、無理に強い力をかけると、腱の引っかかりが外れて腱鞘を通過する瞬間、カクンと止まっていたバネが元にもどるように指が伸びます。この動きを「ばね現象」と呼んでいます。
ばね指の原因は主に以下の3つが挙げられます。
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⒈手、指の使いすぎ
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⒉ホルモンの変化
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⒊老化
⒈手、指の使い過ぎ
ばね指は腱鞘炎です。手や指を酷使することで、腱鞘の中を腱が幾度となく通過します。この動作を繰り返すことで腱にも腱鞘にも負担がかかり、やがて炎症が起きて腱鞘炎となり、ばね現象が生じるようになります。
最近のリモートワークで以前よりもパソコン作業が増えて指や手首に痛みが生じることはありませんか?
外出の機会が減少して、運動をしようと思ってテニスやゴルフなどの練習に熱が入り、手首がいたくなったりしていませんか?
家に家族がいることが増え、以前よりも家事が増えてしまい。指や手首に負担がかかることが増えていませんか?
日常生活において、指や手はあらゆる動作で使用する場所です。生活環境が変わることで負担が増えてしまうことがよくあります。
「酷い痛みではないが、もう1週間ぐらい痛みが取れない」
なんて症状がある場合は早めに治療を始めることをおすすめします。
⒉ホルモンの変化
女性ホルモンであるエストロゲンには、腱の動きを滑らかにする潤滑剤としての役割もあります。出産や月経などは女性ホルモンに影響を与え、バランスが崩れます。こういった女性ホルモンのバランスが崩れるタイミングで腱鞘炎が悪化し、痛みが強くなる方も多くいらっしゃいます。
「そんなに指や手に負担をかけるようなことなんてしていないんだけど・・・でも痛みがとれないな」
と感じている方はいらっしゃいませんか?
それは、ばね指の一歩手前かもしれません。
⒊加齢(エイジング)
加齢による衰えは筋や肌(皮膚)だけでなく、実際には目に見えない腱や腱鞘にも起こります。衰えた腱や腱鞘は傷つきやすく、また傷ついた時の修復も遅くなり、炎症が長引いてしまうことも多くなります。
ばね指の痛みが治らない・悪化する理由は?|埼玉県 ひかり整骨院
一度ばね指で痛みが出てしまうと、動かすことに対して恐怖心が生まれます。
「またあの痛みがあったらどうしよう?」
「また指が曲がったまま伸びなくなってしまったらどうしよう?」
そうすると無意識に指を動かすことをしなくなります。
関節を動かさないようにするために、筋肉は一定の力を入れ続けます。一定の力が入り続けた筋肉は力を出し続けるために、収縮をしづつけます。すると、筋肉の中を通っている細かい毛細血管などは潰されて血流が末梢まで行き届かなくなりさらに炎症の改善を妨げてしまいます。
ばね指の治療には保存療法と手術療法があります。
保存療法には以下のものがあります
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⒈安静
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⒉鎮痛薬(痛み止め)の飲用
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⒊理学療法
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⒋注射療法(腱鞘内注射)
基本的には、上記の保存療法を行っても効果が得られず痛みが取れない場合や、ばね現象が強く頻繁に起こり日常生活にかなりの支障をきたした際に手術療法が選択されます。
上尾市と蓮田市にあるひかり整骨院のばね指の施術方法とは?|埼玉県 ひかり整骨院
ばね指の治療は、炎症部位の血流を良くして、新陳代謝を良くすることが重要になります。そのためには、直接痛みが出ている指の部分の治療をするだけではなく、二次的に悪くなってしまっている筋肉や腱の動きを良くする必要があります。
またばね指(腱鞘炎)は瞬間的に発生するものではなく、負担のかかる動作を反復した際に起こります。
そこで、当院では、炎症部分に対する施術だけでなく、二次的に生じた姿勢の歪み、筋肉の張り具合のアンバランスな状態を改善させ、血流を改善させることや、効果的で負担の少ない、筋肉の働きと腱の動きを引き出し、腱や腱鞘にかかる負担を減少させていきます。
また、マッサージやストレッチによって得られるリラクゼーション効果は全身の血流の改善を促し、炎症の改善を促進します。
人にはもともと自然治癒力という、悪いところを自分の力で修復する能力があります。当院の施術は、その修復する能力を妨げているものをしっかりと取り除き、人に生来備わっている自然治癒力を高めていく状態を作っていくことを一つの目的としています。
無理に治すのではなく、自然と身体が傷を痛みを治しやすい状態を作るということです。これが当院独自のニュートライズ療法®︎です。
上尾ひかり整骨院と蓮田ひかり整骨院の長年の研究から開発された「ニュートライズ療法®」でばね指の二時的な痛みの原因となる筋肉、骨格、神経、姿勢などのバランスの崩れや関節の柔軟性の低下、腰骨、骨盤などのズレ(アライメントの不整)、筋筋膜性疼痛症候群や神経の滑走性の悪さ、脊椎や関節の不安定性などを調整して筋、関節をほぐし、関節の運動障害を解消、神経の滑走性を誘導し、ばね指が再発しにくい姿勢と体を作っていきます
ニュートライズ療法®とは
怪我・疾患・ストレスなどにより心身のバランスが崩れ、体の運動機能が上手く働かなくなると、ばね指をはじめ、様々な体の不調が出てきます。この状態をマルファンクションといいいます。
マルファンクション状態の体をひかり整骨院オリジナルの評価法で検査します。
検査結果に従ってオリジナルの精密なストレッチ、神経ストレッチ、神経スラスト、マッサージ、筋膜リリース、運動療法などを用いて、多くの痛み、機能障害の原因である筋、腱の動きの悪さを解消し、関節可動域・姿勢・運動を正常化してニュートライズ・中立化し不調を解消。
そして筋力を増強することでニュートライズした体を維持していく根本治療を目指します。
ばね指でお困りの方は今すぐ上尾ひかり整骨院、蓮田ひかり整骨院にお電話ください。

執筆者:資格/柔道整復師
総院長 山田 弘喜
ひかり整骨院総院長の山田弘喜です。
学生の頃から様々なスポーツを経験し、多くの怪我に悩まされ練習参加や試合出場ができず悩んできました。また、痛みにより日常生活にも支障をきたすことも経験しました。
日々の生活の中で痛みや不調を抱え、苦しんでいる方は多くいると思います。 そんな方を助けたい、少しでも手助けができればと思ってます。