手足のしびれ
- 肩こりとともに手がしびれることがある
- 病院では「異常なし」だけどつらい
- デスクワークや細かい手作業をしていると手に違和感が出る
- 腰やお尻、股関節の痛みや違和感があり足もしびれる
- どこに行っても良くならない
患者様の声
O様 51歳 蓮田 手足のしびれ
手足のしびれの原因とは?|埼玉県 ひかり整骨院
しびれは手足に限らず、背中、顔、腰などあらゆる場所に起きます。しびれの中には高度な医療が必要な場合もありますので注意が必要です。
しびれを起こす主な病気として(感覚や運動の神経を障害する病気はどんな病気でもしびれを起こす可能性があります)、脳出血、脳梗塞、脳腫瘍、パーキンソン病頚椎症、椎間板ヘルニア、頚腕症候群、手根管症候群、坐骨神経痛、糖尿病などがあります。
長期間のひどいしびれや徐々に悪化するしびれ、突然激しいしびれが起きた場合は脳に問題が出ている可能性があります。
日常生活の中で起こる手足のしびれの原因としては、筋肉の使い過ぎ、神経の疲労や圧力による血流悪化があります。
長時間のデスクワークでは、首から肩、手の持続的な筋肉の緊張によって筋肉にこりが出来たり血の巡りが悪くなりしびれが出ます。
また、長時間の座り姿勢の影響により、背中や腰、お尻の筋肉が硬くなったり、お尻にある坐骨神経が圧迫されてしびれが出ます。
いわゆる筋筋膜性疼痛症候群という状態です。
手足のしびれが治らない、悪化する原因とは?|埼玉県 ひかり整骨院
日常生活の中で起こる手足のしびれは末梢神経が原因となります。
胸郭出口症候群、頚肩腕症候群、手根管症候群、坐骨神経痛などがあり、これらの疾患で起きるしびれや痛みには筋筋膜性疼痛症候群が深く関係していることが多いと言われています。
デスクワークなどで首や肩、手の筋肉が持続的に収縮しているとそれらの筋肉にこりが出来たり、血のめぐりが悪くなってしびれや痛み、時には麻痺などが起きます。
初めは一晩寝れば治るくらいの症状が、長期化、悪化してくるにつれて少し休んだくらいでは治らなくなってきます。
根本原因となっている部分のこりや神経の部分の治療をしないと治らないのですが、マッサージ、電気治療だけでは根本の原因を取り除くことが出来ないことが多いです。
根本原因を取り除くには、手足のしびれに深く関係している筋筋膜性疼痛症候群や神経の滑走性の悪さに対しての治療が必要です。
それと同時に、長期間にわたるしびれや痛み症状から心身のバランスが崩れ、体の運動機能が上手く働かなくなったり、しびれや痛みが悪化したり、様々な体の不調が出てきます。
この状態をマルファンクションといいいます。マルファンクションは慢性的な痛みやしびれの根本的な大きな原因のひとつであることが多いです。
このマルファンクションの状態を改善しないと手足のしびれや痛みが治らない、悪化するということが起きます。
手のしびれを症状別に見ていきましょう|埼玉県 ひかり整骨院
・頚椎症性神経根症
首や肩甲骨周辺、腕や手指など広い範囲でしびれを感じる場合は「頚椎症性神経根症」が疑われます。
これは加齢により首の骨(頚椎)の変形や周りの組織が変化することで神経を圧迫し片側にのみ症状がでます。
首や腕の違和感や動かしづらさ、さらには筋肉が萎縮してしまうなど様々です。
・手根管症候群
親指、人差し指、中指、薬指にしびれや痛みがある場合、「正中神経」の障害と考えられ「手根管症候群」が疑われます。
手のひらの付け根の部分の断面を見てみると、「手根管」というトンネルがあります。このトンネルは、手首の骨と靭帯(じんたい)に囲まれていて、その中を9本の腱(けん)と正中神経が通っています。
腱を覆う膜や、それぞれの腱を連結している「滑膜」が炎症を起こし腫れて厚くなると、この正中神経が圧迫されます。
妊娠・出産期や更年期の女性に多くみられ、そのほか骨折などの怪我や使い過ぎなどでも症状が現れます。
・肘部管症候群
小指と薬指がしびれたり、感覚が鈍く感じる場合、「尺骨神経」の障害と考えられ「肘部管症候群」が疑われます。
肘には「尺骨神経」という太い神経があり、肘の内側にある筋肉や骨に囲まれた靭帯の中の「肘部管」という空間を通っています。
尺骨神経は、小指と薬指の指先まで伸びていて、小指と薬指の小指側の感覚をつかさどっています。
何らかの影響で肘が変形するなどして肘部管の内部で尺骨神経が圧迫されることで、小指と薬指がしびれたり、感覚が鈍くなったりします。
放置していると、指の感覚がほとんどなくなり指先に力が入らなくなっていきます。
・胸郭出口症候群
なで肩の女性や、重いものを持ち運ぶ労働者に多く見られます。
手がしびれたり、ビリビリとした感覚異常や、握力低下が見られます。また、腕を挙げる動作でしびれが肩や腕、肩甲骨周囲に痛みと共に出ます。
・脳卒中
「体の片側にしびれ」「麻痺(まひ)」「ろれつが回らない」などの症状がみられたら脳卒中の可能性があります。
その場合、迷わず救急車を呼んでください。
・糖尿病
糖尿病は初期には症状はありませんが、病気が進行すると末梢神経にしびれが出て、手以外に足もしびれることが多いです。
また、左右の手にしびれが現れるのが特徴です。
足のしびれを症状別に見ていきましょう
・腰椎椎間板ヘルニア
背骨の骨と骨の間でクッションの役割をしている椎間板が、腰への負担などによって変性し、神経の通っている脊柱管内へ脱出することで神経を圧迫している状態のことです。
腰痛が主な症状ですが、足やお尻の周辺にしびれや痛みがでることがあります。
・脊柱管狭窄症
背骨の中を走る神経や血管が様々な原因によって圧迫され発症する病気です。
足がしびれたり、距離を歩くと痛みが出るが、椅子にしばらく座っていると治るというような症状や買い物のカートを押しながら歩く姿勢(前かがみ姿勢)だと歩くのが楽というのが特徴的です。
最初は片方の足だけにしびれや痛みの症状が出ることが多いですが、その症状が両足に広がっていく事もあります。
・モートン病
足の中指と薬指の裏や付け根あたりにしびれや痛みが出ている場合に考えられる病気は「モートン病」です。
自分の足に合っていない足幅が狭いヒールのような靴を長い時間履き続けることが原因で症状が起こりやすくなります。
・足根管症候群
足根菅症候群は足根菅で神経が締め付けられて、足の指先にしびれが出る病気です。
進行すると足裏の前方部分に痛みを伴ってあらわれることがあります。
・閉塞性動脈硬化症
動脈硬化などによって血管が狭くなり、おもに足の血管に障害が起きる病気です。足のしびれや痛みの他、休息をとりながらでないと歩けないなどの症状が現れます。
【状況別】手足のしびれの治療法|埼玉県 ひかり整骨院
セルフケア
血行不良によってしびれが起こっている場合、血流を良くすることが最優先です。
ただ、しびれが起こっているということは血行不良がかなり慢性化しているということなので、ただ手足を温めるだけではなく、体の内側から血流を良くする必要があります。
・適度な運動
1日30分のウォーキングなどの運動をすることで筋肉が動き血流が改善される。
継続的に行なうことにより筋肉もつきしびれの改善に繋がります。
・生活習慣の改善
夜更かし・睡眠不足・ストレスなどで自律神経が乱れることも血流を悪くする原因になり、しびれの原因になります。
睡眠時間をしっかりと確保しましょう。
またストレスを溜めすぎないように、リフレッシュする時間も作りましょう。
スマートフォンやゲーム、パソコンの長時間の使用はしびれの大きな原因の一つです。
胸を広げるように肩甲骨を後ろに縮めるストレッチや、肘周りの筋肉を優しくマッサージするのがお勧めです。
病院へ行く
セルフケアをしてみたがしびれの症状が変わらない、悪化をしてしまった場合は、専門医の診察や検査を受けましょう。
病院ではレントンゲンやMRI検査などの画像診断、投薬治療が中心です。
痛みやしびれを緩和する薬の処方(飲み薬や貼り薬)や局所麻酔、ステロイドのブロック注射を行ないます。
ひどい痛みやしびれをすぐに取りたい方や薬が欲しい方は病院を受診することがいいでしょう。
整骨院に行く
病院に受診したが検査と薬が出されただけで、痛みやしびれが改善しない。
セルフケアを試してみたが、改善しない。
リハビリをしっかり行ない痛みやしびれをとり、再発予防がしたい、
セルフケアのやり方を教わりたい、薬をあまり飲みたくない、注射は痛くて嫌だ、
などといった方は整骨院で治療することをお勧めします。
整骨院では、手足のしびれが原因で起こる炎症を抑えるための電気療法やマッサージ整体、
姿勢矯正、骨盤矯正、ストレッチ、EMSトレーニング、栄養指導、生活習慣改善サポートなどを行ないます。
しかし整骨院によっては、マッサージ治療のみや怪我の治療のみといったところも中にはありますので、
統合治療を行なう整骨院を選ぶことも重要です。
ニュートライズ療法®とは
ニュートライズ療法は、心と身体の健康の関連性に着目した代替医療アプローチ法です。
身体の痛みや不調の状態が精神的・感情的な要因や生活背景によって大きく左右されること、身体の不調が心の不調や生活の質に与える影響を考慮します。
怪我・疾患・ストレス・出産などにより心身のバランスが崩れ、体の運動機能が上手く働かなくなったり、腰痛などの症状をはじめ、様々な体の不調が出てきます。この状態をマルファンクションといいます。マルファンクション状態の体をひかり整骨院オリジナルの評価法で検査します。
検査結果に従って、
【精密なストレッチ】
固くなった筋肉を伸ばすことにより柔軟性を回復し、 血流を改善します。
上尾、蓮田ひかり整骨院では、筋肉に適切な負荷をかけることで狭まった関節可動域を広げます。
【神経ストレッチ】
身体を動かす時には、筋肉が自動的に収縮したり、 他動的に伸張されたりします。そこで、身体の柔軟 性を高め、関節の可動域を広げるために、筋肉を伸張するストレッチがよく行われています。それと同時に身体を動かす時には、筋肉だけでなく、 神経系も伸びたり縮んだりしています。
神経系は人間の身体が運動に対して適切に反応し、調整する能力をもっています。その適応メカニズムが怪我や負傷により障害されることで、日常生活や身体運動に対して不適応を起こしてし まうことがあります。そうなると、痛みや可動障害などが起こり、痛みの原因、様々な不調を引き起こす原因になります。
上尾、蓮田ひかり整骨院では、神経にストレッチを加え伸ばすことで滑走を良くし、体の神経伝達を整えることで痛みの原因、様々な不調を改善します。
【神経スラスト】
身体運動が行われるとき、神経系は伸び縮みするだけでなく、神経系の周囲を取り巻く組織の中をスライド(滑走)します。
ストレッチを行 うと、ビーンとしび れるように痛くなる人がいます。この不快な痛みや しびれは、神経系が引っ張られるために起きるもので、神経系の柔軟性が低い人に起こります。
筋肉に対してだけストレッチを行っ ていても、十分な効果は得られていません。神経系 の柔軟性が乏しいことで制限が加わり、筋肉を十分 に引き伸ばせない可能性があります。
上尾、蓮田ひかり整骨院では身体運動の機能回復行うために一人ひとりの症状にあった治療を選択し施術を行っています。
【マッサージ】
手技によるマッサージで硬くなった筋肉をほぐします。
主な効果として、・疼痛の緩和・血液・リンパの循環改善・関節可動域の維持・増大・心肺機能の改善・内蔵諸機管の機能改善・残存機能の改善・心理的効果などがあります。
上尾、蓮田ひかり整骨院では身体運動の機能回復行うために一人ひとりの症状にあった治療を選択し施術を行っています。
【筋膜リリース】
筋肉は、筋膜という薄い組織膜に包み込まれています。筋膜は柔らかい組織なので、崩れた姿勢や動作をとり続けることや同じ姿勢を長時間とり続けること、怪我などによって身体の一部に負担がかかり、身体がアンバランスな状態となると筋膜が自由に動けない状態になります。すると筋膜のよじれが生じて筋膜と皮膚・筋肉との間の滑らかな滑りが失われ委縮・癒着(ゆちゃく:からまる、くっついてしまうこと)しやすい特徴があります。この筋膜の委縮や癒着が筋肉の柔軟性を損なう原因となり痛みや不調を招く事があります。
上尾、蓮田ひかり整骨院では身体運動の機能回復行うために一人ひとりの症状にあった治療を選択し、筋肉を引っ張ったり伸ばすことで、筋肉の滑走を良くし、痛みを取り除きます。
【運動療法】
・抵抗運動
筋力増強のリハビリにより、正常な動きのための筋肉をつけ、正しい関節運動の再教育をします。
・PNF
最大筋力を出した後の筋肉のゆるみを利用し、筋肉を伸ばすことで神経伝達を改善します。
・コーディネーショントレーニング
バランスディスクやバランスボールを用いて体幹や関節機能を改善します。
・呼吸リハビリ
痛みや自律神経を整えることで呼吸の障害を取り除きます。
・認知行動療法
カウンセリングにより痛みの原因を正しく理解してもらい、認知の歪みを正します。
上尾、蓮田ひかり整骨院では身体運動の機能回復行うために一人ひとりの症状にあった治療を選択し施術をおこなっています。
機能障害の原因である筋、腱の動きの悪さを解消し、関節可動域・姿勢・運動を正常化してニュートライズ・中立化し不調を解消。
そして筋力を増強することでニュートライズした体を維持していく根本治療を目指します。
ニュートライズ療法は、胸郭の機能性と自律神経機能の関係、胸郭の機能性と全身の関節運動機能の関係、筋力と認知機能、筋力と内臓機能、メタ認知能力と幸福度の関係、認知の歪みからと生き難さ感の関係など、心身医科学、機能解剖学などの様々な研究をもとに、ウェルビーング、ニュートラル思想の実現に向けて行う治療プログラムです。
ウェルビーイングとニュートラルな思考は、健康的なライフスタイルに欠かせない要素です。
様々な心身の機能とバランスの取れたライフスタイルの実現には関連性があることが、様々な研究により明らかになっています。
例えば、胸郭機能は体のシステムを調整する自律神経機能に関連しています。
また、胸郭機能は、全身の関節の柔軟性や強さにもつながっています。
さらに、筋力と認知機能、筋力と内臓機能(体の臓器)にも関連があります。
メタ認知能力(自分がどう考えているかを考えること)とウェルビーイングは、相互に関連し、認知の歪み(誤った認識)を理解し、修正することも有益であると考えております。
お身体の痛みや不調でお困りの方は今すぐ上尾ひかり整骨院、蓮田ひかり整骨院にお電話ください。

執筆者:資格/柔道整復師
総院長 山田 弘喜
ひかり整骨院総院長の山田弘喜です。
学生の頃から様々なスポーツを経験し、多くの怪我に悩まされ練習参加や試合出場ができず悩んできました。また、痛みにより日常生活にも支障をきたすことも経験しました。
日々の生活の中で痛みや不調を抱え、苦しんでいる方は多くいると思います。 そんな方を助けたい、少しでも手助けができればと思ってます。