かかとの痛み
- 朝起きて歩き始めの一歩目が痛い
- かかとが痛くてつま先だけで歩いている
- ランニングや運動中に痛いが休むと治る
- 長時間の立ち作業で痛い
- どこに行っても良くならない
かかとの痛み症状はなぜ起きるのか?|埼玉県 ひかり整骨院
踵骨(かかと)は、歩く時にはじめに地面と接触する部分です。
足の裏には、かかとの骨から5本の指のつけ根の骨にむかって「足底腱膜・そくていけんまく」という腱が扇状に広がっています。「足底腱膜・そくていけんまく」の働きは、足の裏の土踏まず(足の裏のアーチ)を作り、体にかかる衝撃を吸収しています。また、ふくらぎの筋肉(腓腹筋とヒラメ筋)が足首付近でアキレス腱になりかかとの骨に付着していますが、歩行やジャンプ動作の時にはこれらのふくらはぎの筋肉が主に良く働きます。歩く時の負担は、かかとに70%、かかとから足先の部分に30%かかります。
マラソンやランニング、ジャンプスポーツによる使い過ぎ(足底腱膜炎・そくていけんまくえん)、成長期の過度な運動による血液循環障害(踵骨骨端炎・しょうこつこったんえん・セーバー病)、長時間の立ち作業による筋肉の疲労や炎症、男性なら40歳以降、女性なら50歳以降の加齢による筋力の低下、骨変形(骨棘形成・こつきょくけいせい)、足関節の安定・柔軟性の低下(アライメント不良)、肥満体型などが主な痛みの原因となります。
かかとの痛みが治らない・悪化する理由は?|埼玉県 ひかり整骨院
かかとが痛む大きな原因として、骨盤のズレや歪みが関係しているという研究があります。骨盤のズレや歪みを抱えたまま生活や運動を続けることによって、歩く時のかかとにかかる衝撃を身体全体で吸収し切れずに、かかとに過度な負担がかかり、かかとの骨やかかと周囲の腱などに小さな傷(損傷)ができます。これらの傷(損傷)がすぐに治れば痛みや腫れなどの症状は起きませんが、年齢を重ねると治りが遅くなった、繰り返しの運動によって負担がかかり続けたりして治りきらない状態となります。傷(損傷)が生じると生体の反応として血管を増やしますが、血管と神経は対(つい)になって一緒に増える性質があるため、かかとに筋肉が付着する部分には普段は存在しないような異常な血管と神経が新しく発生して、神経過敏な状態になり、かかとの痛みが強く長引く原因となります。
一般的な治療としては、鎮痛薬(痛み止め)などの投薬や注射、湿布などの対処療法、足底縦アーチを形成するテーピング(扁平足を矯正するテーピング)、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋とヒラメ筋)のストレッチ、足裏の筋肉(足底腱膜・そくていけんまく)のストレッチなどを行います。
しかし、骨盤が前後上下に歪んだままであったり、肩の高さが違っていたり、顔が左右どちらかを向いていたりして体が歪んでいると、体の歪みからかかとに負担がかかり、かかとの痛みが長引く原因となります。
また、かかとの痛みが治らない、悪化する理由として、痛みの原因のひとつとして考えられるMPS(筋筋膜性疼痛症候群)や神経の滑走性の悪さに対しての治療がされないことがあげられます。
また、長期間にわたる痛み症状から心身のバランスが崩れ、体の運動機能が上手く働かなくなったり、痛みやしびれなどの症状をはじめ、様々な体の不調が出てきます。この状態をマルファンクションといいいます。マルファンクションは慢性的な痛みやしびれの根本的な大きな原因のひとつであることが多いです。
このマルファンクションの状態を改善しないと、かかとや股関節、腰の痛みや動きの悪さ、しびれが治らない、悪化するということが起きます。
以下の方は要注意です。
閉塞性動脈硬化症
歩く→痛む→休む…の繰り返し、ふくらはぎからかかとにかけての冷え感。
左右両側の足に寝ても治らないむくみが生じている場合は、リンパ浮腫、心臓、肝臓、腎臓、など重い病気の可能性があります。
このような症状がみられる場合は、重大な病気が原因でかかとの痛みが起きている可能性があります。すぐに循環器などの専門医を受診してください。
上尾市、蓮田市にあるひかり整骨院のかかとの痛みの施術方法とは?
長年の研究から開発された「ニュートライズ療法®」
慢性的なかかとの痛みの原因となる筋肉、骨格、神経、姿勢などのバランスの崩れや関節の柔軟性の低下、腰骨、骨盤などのズレ(アライメントの不整)、筋筋膜性疼痛症候群や神経の滑走性の悪さ、脊椎や関節の不安定性などを調整して筋、関節をほぐし、関節の運動障害を解消、神経の滑走性を誘導し、かかとの痛みが再発しにくい姿勢と体を作っていきます
慢性的なかかとの痛みに対するニュートライズ療法®
怪我・疾患・ストレス・出産などにより心身のバランスが崩れ、体の運動機能が上手く働かなくなると、慢性的なかかとの痛み症状をはじめ、様々な体の不調が出てきます。この状態をマルファンクションといいいます。
マルファンクション状態の体をひかり整骨院オリジナルの評価法で検査します。検査結果に従ってオリジナルの精密なストレッチ、神経ストレッチ、神経スラスト、マッサージ、筋膜リリース、運動療法などを用いて、多くの痛み、機能障害の原因である筋、腱の動きの悪さを解消し、関節可動域・姿勢・運動を正常化してニュートライズ・中立化し不調を解消。そして筋力を増強することでニュートライズした体を維持していく根本治療を目指します。
かかとの痛みでお困りの方は今すぐ上尾ひかり整骨院や蓮田ひかり整骨院にお電話ください。

執筆者:資格/柔道整復師
総院長 山田 弘喜
ひかり整骨院総院長の山田弘喜です。
学生の頃から様々なスポーツを経験し、多くの怪我に悩まされ練習参加や試合出場ができず悩んできました。また、痛みにより日常生活にも支障をきたすことも経験しました。
日々の生活の中で痛みや不調を抱え、苦しんでいる方は多くいると思います。 そんな方を助けたい、少しでも手助けができればと思ってます。